5・18光州民主化運動30周年となる18日を前後して、ソウル市や光州市で各種の記念式と追悼行事が行われます。
光州民主化運動は、1980年5月18日から27日にかけて韓国南部の全羅南道の道庁所在地の光州市で発生した学生や市民らによる民主化運動で、軍がデモ隊を鎮圧する過程で多くの死傷者が出ました。
ソウル市庁前広場では18日、当時民主化運動に参加した人たちや遺族ら600人あまりが出席して、追悼記念式を行います。
また、15日から19日まで、民主化運動と関連した各種の写真資料や当時使用された旗やプラカードなどが展示されます。
17日夜には追悼音楽会が開かれ、18日夜には民主化運動を題材にした映画『華麗な休暇』も上映されます。
一方、光州市では18日、当時の犠牲者が葬られている国立5・18民主化墓地で、民主化運動に参加した人たちや遺族、政府高官、国会議員、市民など、2500人あまりが出席する記念式が行われます。