気象庁によりますと、今年の梅雨入りは17日からということです。
気象庁が14日発表した16日から21日までの週間予報によりますと、現在、梅雨前線は、西側では中国の南海上に、東側では日本の南側から400~500km離れた南の海上にあり、今週末頃には梅雨前線が韓国へ北上するとみられるということです。
これに伴って、17日から済州道(チェジュド)で雨が降り始め、18日には忠清道(チュンチョンド)南部地域まで前線が北上して、19日には全国が梅雨に入るとみられるということです。
また、この雨は南部地方では20日まで、済州道では21日まで続くものとみられており、6月下旬にも気圧の谷の影響で全国的に雨の降るところが多くなると予想されています。
梅雨の時期はおよそ1か月間続き、来月の7月末からは真夏の暑さになるとみられています。
しかし、8月にも台風などの影響で大雨が予想され、今年の雨期は例年より長くなる見込みです。
気象庁の予報通りに梅雨が始まれば、済州道と南部地方は去年より3~4日、中部地方は9日早い梅雨入りになります。