サッカーワールドカップ、韓国代表チームが決勝トーナメントに進出するのを願って、23日未明の街頭応援には全国62か所でおよそ50万人が集まりました。
警察の推算によりますと、街頭応援に参加した人は、韓国の街頭応援のメッカとなったソウル市庁前広場に8万人、今回、新たな応援場所として浮上した漢江公園の盤浦(バンポ)地区に7万人、江南区のCOEX(総合展示場)周辺に6万人、釜山(プサン)の海雲台(ヘウンデ)海水浴場に3万5000人など、全国62か所の50万1800人だということです。
今大会初めての試合が行われた12日の対ギリシャ戦の際にはあいにくの雨にもかかわらず100万人、17日の対アルゼンチン戦の際には157万人が応援に参加しました。
しかし今回の対ナイジェリア戦は23日午前3時半という、街頭に出にくい時間帯だったことから、警察では当初43万人程度と見込んでいましたが、地方自治体が地元の野球場や総合運動場を無料で開放したこともあり、街頭応援は50万人を超えたということです。
一方、テレビ中継の観戦は視聴率が37.8%となり、試合終了直前は49%まで上がったということです。