アメリカ国防総省は、韓国の西の海、西海で行う予定の韓米合同軍事演習の実施時期について、21日に開かれる韓米外交・国防長官会議の後まで延期することを明らかにしました。
アメリカ国防総省のホイットマン副次官補は、14日の記者会見で、「21日にソウルで開かれる、韓米両国の外交長官と国防長官による、いわゆる2+2会議で韓米合同軍事演習に関する議論を行う予定だ。2+2会議が開かれるまでは、韓米合同軍事演習に関連するいかなる具体的な計画も発表しない方針だ」と述べました。
ホイットマン副次官補は、また、「軍事演習は、韓国の安保のためのものであり、中国を刺激する意図は全くない」と述べました。
しかし、韓国の国防部は、14日の記者会見で、「韓米合同軍事演習については、2+2会議で議論されないとみられる」と述べ、ホイットマン副次官補の発言とは異なる見方を示しています。
ホイットマン副次官補の今回の発言は、韓米合同軍事演習が韓半島西の海、西海で行われることについて、中国が強い懸念を示しており、それが合同軍事演習の実施に影響を与えていることを示唆しているものとみられています。
一方、軍当局は、2013年に行われる韓米軍事合同演習からは、現在アメリカが持っている韓半島有事の際の軍事作戦権が、韓国に移譲された場合を想定して行うことを検討しているということです。
軍の消息筋によりますと、21日に開かれる2+2会議でこの構想に関連する協議を行い、10月にアメリカで開かれる予定の韓米安保協議会で最終確定する計画だということです。