梅雨前線が北上し、16日午後から17日にかけて、全国的に豪雨に見舞われ、山崩れや床上または床下浸水の被害が相次いでいます。
降り始めからの雨量は、17日午前8時現在、全羅南道・麗水(ヨス)市で288ミリになったほか、南海(ナムヘ)市259.5ミリ、忠清南道瑞山(ソサン)市156.5ミリなどとなっています。
このため、全羅南道・木浦(モクポ)市や慶尚北道・高靈(コリョン)郡などでは、土砂崩れで住民が避難したほか、大邱(テグ)市では、住宅や商店街で床上浸水しました。
一方、ソウルは降り始めから17日午後1時までに114.ミリのまとまった雨が降り、17日午後2時現在、ソウルや京畿道南部など中部地方には豪雨注意報が出されています。
中部地方では18日午前中まで、さらに20ミリから60ミリ降るものとみられていますが、梅雨前線の北上にともない、南部地方の雨は次第に上がる見込みです。