鄭雲燦(チョン・ウンチャン)国務総理は、精神異常の韓国人男性と結婚したベトナム人女性が、夫に殺害された事件と関連し、許可無しで国際結婚の斡旋を行っている会社の取り締まりを指示しました。
鄭雲燦国務総理は19日の総理室の幹部会議で、ベトナム人の妻を殺害した事件について徹底的に捜査するとともに、精神異常の男性に国際結婚を斡旋した会社にも措置を講じるよう指示しました。
鄭雲燦国務総理はこの席で「この事件は取り上げることすら恥ずかしくなるものだ。これを機に国際結婚の斡旋会社に対する制度改善を急ぐべきだ」と強調しました。
韓国では先週、精神異常の韓国人男性が国際結婚の斡旋会社を通じて結婚したベトナム人女性を結婚8日目に殺害する事件が起き、国際結婚の規制を強化する声が高まっていました。
政府は20日に関係部署の会議を開いて、国際結婚の弊害を防ぐ対策を講じることにしています。