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台風15上陸、70人余の人命被害か

Write: 2002-08-31 00:00:00Update: 0000-00-00 00:00:00

台風15上陸、70人余の人命被害か

31日夜、強い風を伴った台風15号が韓国に上陸し、KBSのまとめで22人が死亡し、49人が行方不明になりました。31日午後、全羅南道 麗州に上陸した台風15号は、韓国を南から北へ縦断する形で1日午後には江原道のソッチョ付近から東海に抜けて温帯低気圧となりました。政府の中央災害対策本部によりますと、この台風15号による暴風と豪雨による被害は、江原道カンルン市と全羅南道タムヤン郡を中心に1日午前6時現在、13人が死亡、11人が行方不明となっていますが、KBSのまとめによると、22人が死亡、49人が行方不明となっています。強い風を伴った台風15号で、済州島のワールドカップ競技場の屋根の一部が飛んでしまい、全国66万世帯が停電となりました。また京釜高速道路、ヨンドン高速道路、そして大邱と光州間の88高速道路と一部の国道では、土砂崩れが発生して通行止めになり、江原道では電話20万回線が不通になりました。東海に抜け、温帯低気圧に変わった台風15号は、31日午後、全羅南道 麗州に上陸した際の気圧は970ヘクトパスカル、瞬間最大風速56.7mという暴風を伴っており、暴風による被害が大きくなりました。また1日0時から午前8時までの江原道カンルンでの降水量は609mmで気象庁の観測以来、最高になったのを初め、降り始めからの雨量はカンルン898mmを最高にテクァンリョン760mm、ソウル55mmとなり、台風15号による被害は59の台風以来 最悪になるものとみられます。

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