儒教思想が強く、お年寄りを大切にしてきた韓国でも、独り暮らしの高齢者が早いスピードで増え、独居老人世帯が初めて100万世帯を超えました。
企画財政部と統計庁が22日に明らかにしたところによりますと、独り暮らしの高齢者は今年104万4000世帯で、去年の98万7000世帯から5万7000世帯増えたということです。
独り暮らしの高齢者は、2006年には83万3000世帯でしたが、2008年には93万3000世帯と90万世帯を上回り、その後わずか2年で100万世帯を超えました。
独り暮らしの高齢者はこれといった老後の保障がないことが多く、政府は65歳以上の高齢者のうち、所得や健康状態が悪い高齢者を対象に高齢者ケアサービスを提供しており、今後これを拡大することを検討しています。