毎年多くの海水浴客で賑わう釜山の海雲台 (ヘウンデ) 海水浴場で、29日、波打ち際から沖合に向かってできる早い潮の流れ、離岸流が発生し、海水浴客26人が沖合に流される騒ぎがありました。
29日午後2時頃、 海雲台海水浴場の4番と5番の望楼の間の海で、離岸流が発生し、海水浴をしていた26人が水泳禁止ラインの外まで押し流されました。知らせを受けた119救助隊と海洋警察が船を出して救助活動にあたった結果、1人が気を失って病院に運ばれた以外は無事でした。
海雲台海水浴場では、この事故の後も離岸流が相次いで発生したため、海水浴客に海に入らないよう呼びかけ、30人あまりの119救助隊員が警戒を続けました。
釜山の7つの海水浴場では、去年の海水浴シーズンに合わせて42回、離岸流が発生しています。