日本の植民地支配からの解放65年を記念する「光復節」記念式典が、今年は、ソウル中心の光化門(クァンファムン)広場で15日、午前9時から1時間半にわたって行われます。
行政安全部は、日本による韓国強制併合100年になる今年、光化門の復元を祝うため、ほぼ毎年、忠清南道天安市の独立記念館で行ってきた「光復節」記念式典を光化門広場で行うことにしました。
式典には、政府関係者、独立運動家、韓国駐在外国使節、ソウル市民ら4500人が出席します。
光化門は朝鮮王朝時代の王宮の景福宮の正門ですが、最近まであった光化門は日本による植民地時代に位置が移された上、韓国戦争のときに破損されたものを1972年に補修したもので、元々のものとは異なっていました。
そのため2006年12月から元のままの姿を取り戻すための工事が進められ、この程、日本の植民地時代以前の本来の位置と姿に復元が終わりました。
また、15日正午には、鐘路にある普信(ボシン)閣の鐘を33回鳴らし、国の独立のため命をささげた犠牲者の崇高な精神を称えるイベントが繰り広げられます。