ソウルの幼稚園と小中高校に通う多文化家庭の児童・生徒が急増しています。
ソウル市教育庁が17日、発表したところによりますと、7月末現在、国際結婚カップルまたは、外国人カップルの子女で、ソウルの幼稚園や小中高校に通う児童・生徒は、去年より28.4%多い5222人で、初めて5000人を上回りました。
内訳をみますと、小学生が全体の66.8%で最も多く、ついで幼稚園児11.8%、中学生15.7%、高校生5.5%の順となっています。
多文化家庭の児童・生徒は、両親のうち片方が外国人の国際結婚カップルのケースが84.7%を占め、片方の親の国籍が日本人の場合が36%、中国19.8%、朝鮮族12%、フィリピン10%となっています。