去年6月に新たに発行された5万ウォン札を使用する割合が、紙幣流通額全体の40%を越えました。
韓国銀行が18日発表したところによりますと、今年7月末現在、流通している韓国ウォンの紙幣の金額は、あわせて37兆4479億ウォンでしたが、このうち5万ウォン札は全体の40.3%に当たる15兆917億ウォンに上るということです。
5万ウォン札は、去年6月23日から流通し始め、貨幣全体のうち占める割合は、同年の6月末に8.2%だったのが、今年1月末には30.3%に上るなど、早いペースで増加してきました。さらに、来月中旬の旧盆、秋夕(チュソク)連休を控えて、5万ウォン札の利用はさらに増えるものとみられます。
韓国銀行は5万ウォン札の利用が増えている背景について、経済規模が拡大したほか、物価が上昇したため高額札の需要が増えたためと分析しています。