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社会

小中高生の8人中1人 、精神健康に赤信号

Write: 2010-08-20 11:29:43Update: 2010-08-20 15:44:31

韓国の小中高校生の8人のうち1人は情緒や行動になんらかの障害を持っている可能性があり、 精密検査が求められていることが明らかになりました。
民主党のキム・チュンジン議員が18日 、国会の教育科学技術委員会から、入手した資料によりますと、全国1126の小中高校の児童・生徒およそ24万2000人を対象に選別検査を行ったところ、自殺や暴力、インターネット中毒など情緒や行動に障害の可能性がうかがえる児童・生徒は8人のうち1人に上り、精密検査を行ったうえで治療や管理を行う必要があるということです。
学年別にみますとは、中学生が6.5人に一人、高校生は8人に一人、小学生は10人中一人の割合でした。
キム・チュンジン民主党議員は、「児童・生徒の精神面に害を及ぼす環境要因は年々増えている」として、早期診断システムの構築が急がれると指摘しました。
ちなみに、去年一年間に、韓国で自殺した小中高校生は202人と初めて200人を上回ったことが、OECD=経済協力開発機構がまとめた資料で明らかになりました。自殺の原因で最も多いのは「家庭問題」で、次は「成績不振」でした。

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