連日の猛暑で冷房の需要が伸び、20日、最大電力需要の記録が更新されました。
ソウルでは20日、今年初めての猛暑注意報が出されるとともに、最高気温が32度2分に達しました。また全国の広い範囲で猛暑警報や注意報が出されました。
知識経済部と電力取引所が20日発表したところによりますと、20日午後3時の電力需要は6989万キロワットとなり、史上最高を更新しました。
この際の電力の予備率は6.4%、446万キロワットでした。
これまでの最大電力需要は、寒波が厳しかった今年1月13日の6896万キロワットでした。
電力需要が最高を記録したことについて電力取引所では、「景気回復による産業用電力と、猛暑続きによる冷房需要がともに大幅に増えた。この暑さは22日まで続くと予想されているので、記録はさらに更新される可能性が高い」と話しています。
政府は、週末には電力消費が多い産業生産ラインが休むため問題はないとみていますが、来週も猛暑が続いて電力需要が7070万キロワットを超えた場合は、制限供給措置を出す計画です。