社会
麻酔導入薬「プロポポール」 世界で初めて麻薬類に指定へ
Write: 2010-08-27 10:56:57 / Update: 2010-08-27 15:41:49
世界的なポップススター、マイケルジャクソンの死亡の原因とされている麻酔の際に使われる薬「プロポポール」が韓国で近く麻薬類に指定されることになりました。
食品医薬品安全庁は、26日、中央薬師審議委員会を開き、「プロポポール」を抗精神性医薬品に指定する方針を決め、近く「麻薬類管理に関する法律施行令」の改正案を保健福祉部に提出する計画をまとめました。
食品医薬品安全庁によりますと、1992年に韓国に導入された「プロポポール」は効果が速くめまいなどの後遺症が少ないことから整形手術などの際に麻酔導入薬として利用されていますが、過剰に使った場合、低血圧や呼吸混乱の症状を起こし、この3年間に10人が死亡したことが確認されています。
関連法が改正され、「プロポポール」が抗精神性医薬品に指定されますと、病院側は、「プロポポール」使用について保健当局の徹底した管理を受けることになります。
「プロポポール」を麻薬類に指定するのは韓国が世界で初めてです。
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