社会
強制併合100年 韓日市民団体が29日まで共同行事
Write: 2010-08-27 13:35:10 / Update: 2010-08-27 15:37:29
今年は日本による韓国強制併合から100年になる節目の年ですが、両国の市民団体は27日から、日本が韓国の植民地支配を決定づけた強制併合に関する条約発効日の29日までの3日間、ソウルで様々な行事を繰り広げます。
まず初日の27日は、成均館大学で、日本による植民地支配が不法であることを主張するとともに、東アジア平和体制定着をテーマにした国際学術大会が開かれます。また夕方には、日本人200人の合唱団が成均館大学の講堂で、第2次世界大戦当時の日本の行為を告発する内容の公演を行います。
2日目の28日は、日本の市民団体が、京畿道(キョンギド)驪州(ヨジュ)郡にある明成皇后の生家と、旧日本軍の従軍慰安婦女性たちを訪ね、謝罪の意を伝える予定です。
明成皇后は、日清戦争の後、韓国への日本の介入を阻止しようとして、当時日本と対立関係にあったロシアとの結びつきを強めていた王妃で、1895年に日本の浪人が景福宮に侵入して王妃を暗殺したとされる「閔姫暗殺事件」は不幸な歴史として広く知られています。
今回の行事を主催する「韓日強制併合100年共同行動」韓国側実行委員会は、29日、戦争のない社会に向けた「韓日市民共同実践事項」を発表する予定です。
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