平壤(ピョンヤン)を訪れていたアメリカのカーター元大統領は、北韓に不法入国したとして、今年1月から拘束されていたアメリカ人、ゴメス氏とともに27日午前、 航空便で帰国の途に着きました。
これは中国の新華社通信など外国のメディアが27日、一斉に報道したものです。またアメリカのカーターセンターもこの日声明を出し、金正日国防委員長がカーター元大統領の要請を受け入れ、アイジャロン・ゴメス氏を赦免したことを明らかにしました。
カーター元大統領は、25日からの平壤滞在中、金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長と会談しており、金正日国防委員長との会談が実現するかどうかに関心が寄せられていましたが、金国防委員長の突然の中国訪問などから二人が顔を合わせたかどうかについてはまだ確認が取れていません。
一方、アメリカ国務省は現地時間で26日、クローリー次官補名義の論評を出し、今年1月から北韓に抑留され4月に8年の労働教化刑を言い渡されたゴメス氏が特別赦免で解放されたことについて、「北韓の決定を歓迎するとともに、
カーター元大統領の人道主義的努力に感謝の意を伝えたい」と述べました。
クローリー次官補はまた、平壤でアメリカの領事業務を代行しているスウェーデン政府に対しても感謝の意を表明しました。