DNAを国が管理するDNA利用保護法が施行されてから1か月あまりで、未解決事件47件の犯人が明らかになりました。
警察庁によりますと、先月26日、DNA利用保護法が施行されてから今月25日まで、殺人や強盗、強姦、子どもをねらった性犯罪など11の容疑で警察に逮捕され検察に送られる前の容疑者1,145人のDNAを採取し、鑑識を行った結果、このうち30人が47件の未解決事件にかかわっていたことが明らかになりました。
警察は今後、DNA鑑識の効率や国際犯罪対応能力を高めるため、54の国と地域が参加する国際刑事警察機構の「インターポールDNAゲートウェー」に加盟することにしています。