韓国では、2012年に地上波テレビのアナログ放送が終了し、デジタル放送に変わる予定ですが、韓国南東部の慶尙北道(キョンサンブクド)蔚珍郡(ウルジングン)では、一足早く、1日にアナログ放送が公式に終了しました。
放送通信委員会は、1日午後2時を期して、慶尙北道・蔚珍郡のアナログテレビ放送をデジタル放送に転換しました。
アナログ放送の終了は、1961年、KBS=韓国放送公社が初めて白黒テレビの電波を送出して以来49年ぶりのことです。
この後、蔚珍郡に続いて、全羅南道(チョンラナンド)康津郡(カンジングン)と濟州島(チェジュド)でも来年6月まで順次、アナログ放送が終了し、2012年12月31日午前4時からは、全国でデジタル放送に転換されます。
一方、デジタル放送転換に備え、資金面などで低所得層を支援するための「デジタル転換特別法」が、1日、発効しました。