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社会

自殺者一日平均42人 OECD加盟国でトップ

Write: 2010-09-10 11:32:46Update: 2010-09-10 11:32:46

韓国は、去年、自殺による死亡者が過去最多の1万5000人を越え、深刻な社会問題となっています。
10日は、WHO=世界保健機関が定めた「世界自殺予防デー」ですが、韓国ではこのところすべての年齢層で自殺率が急増しています。
統計庁が9日、まとめたところによりますと、
去年一年間に死亡した人は24万7000人で、人口10万人当たりの死亡率は497.3人と、一年前より0.2%低くなっています。
しかし、自殺による死亡者は、過去最多の1万5400人、一日平均42人が自殺で死亡したことになります。
特に、10代から30代までは自殺が死亡原因の1位、40代、50代では自殺が死亡原因2位でした。
平均自殺率は、10万人当たり28.4人で、OECD=経済協力開発機構加盟30カ国のトップとなり、2位のハンガリー、3位の日本と比べると9人多くなっています。
統計庁の関係者は、 2008年の世界的な金融危機以後、景気の低迷が長引き青年層の失業者が増えたことが自殺率の増加につながったものと分析しています。

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