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社会

女子大生の将校訓練課程 全国7つの大学に導入

Write: 2010-09-15 13:50:33Update: 2010-09-15 17:18:50

今年下半期から始まる女子大生を対象にした予備役将校訓練課程(ROTC)制度の導入先として、国防部は、14日、淑明(スクミョン)女子大学など、全国7つの大学を選定して発表しました。
予備役将校訓練課程は、大学の中に設置された軍の将校を養成するための教育課程で、一般の大学生とともに授業を受けながら軍事訓練を受ける仕組みです。
これまで、この過程は兵役義務のある男子に限られ、卒業後の数年間は軍隊で服務しなければならないものの、在学中は学費が免除されるため、高い競争率になっています。
国防部は、今年、この予備役将校訓練課程を女子大生にまで拡大することを決め、全国の大学から申請を受け付けていました。そして選抜の結果、淑明女子大や高麗(コリョ)大など全国7つの大学が導入先に決まったものです。
このうち、淑明女子大学は唯一の女子だけの大学ですが、これについて国防部は、訓練施設を完璧に準備できる予算案、奨学金や宿舎を提供する計画などが高く評価されたため選抜されたと説明しています。
国防部は、今回選定された7つの大学に女子大生を対象とした予備役将校訓練課程を設置し、合わせて60人の訓練課程生を選ぶ計画で、ここではすべて男子同様の教育訓練が行われます。
国防部の関係者はこれについて「今回の申請で、女子大生の予備役将校訓練課程を希望している学校が非常に多いことが分かったため、今後この制度をさらに拡大していく方針だ」と説明しています。

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