中国の建国記念日に当たる国慶節の大型連休の間、中国からの観光客で韓国の観光業界は盛況でした。
1日から7日までの国慶節の連休期間中、韓国に入国した中国人観光客は5万8000人あまりで、去年に比べて30%ほど増えました。
これは最近5年間でもっとも多い数です。
免税店の売り上げも大きく増え、国慶節連休期間中の売り上げは去年の場合16億ウォン程度でしたが、今年は28億ウォン程度に増えました。
デパートの売り上げも増え、ロッテ、現代、新世界デパートは、連休期間中に中国人による売り上げが去年の2倍から3倍に増えました。
買い物をする金額も増え、3大デパートの場合、外国人による売り上げに占める中国人による売り上げは去年の60%から85%に増えました。
入国者の数ではまだ日本に及びませんが、買い物をする金額では中国人観光客が日本人観光客を追い越し、流通業界では中国人観光客がもっとも重要な顧客に浮上しています。