メニューへ 本文へ
Go Top

社会

30キロ上空から地球撮影 大学生が風船カメラで

Write: 2010-10-12 13:55:03Update: 2010-10-12 15:29:48

韓国の大学生4人が、気象観測用の風船にカメラを装着し、30キロの上空から地球を撮影するのに成功しました。
このプロジェクトを成功させたのは、大田広域市にある国立忠南大学技術教育学部3年生のカン・サンヒョンさんら4人です。
カンさんら4人は、今月4日正午前、全羅北道(チョンラプクド)群山(グンサン)市の丘でGPS受信機を取り付けたデジタルカメラを透明なポリスチレンの箱に入れ、ヘリウムガスを注入した1200グラムの風船につるして空に舞い上がらせました。
この風船は、30キロ上空の大気圏を飛行した後、およそ3時間半後の午後3時過ぎに出発地点から150キロ離れた慶尚北道(キョンサンプクド)義城(ウィソン)郡に落下しました。風船に取り付けたデジタルカメラは10秒間隔の撮影設定をしてあったため、上空から捕らえた地球の様子が888枚の写真に写し出されていました。このプロジェクトにかかった費用はわずか35万ウォン。
学生たちは、「雨が降るなど天気が優れなかったため心配したが、韓半島上空の状況と地球の曲線まで鮮明に撮影することができて感激した」と、話しています。
大学側によりますと、去年、アメリカのマサチューセッツ工科大学の学生がこのようなプロジェクトに成功したことはありますが、韓国では初めてだということです。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >