メニューへ 本文へ
Go Top

社会

水温上昇で漁業被害 韓日公務員が会合

Write: 2010-10-13 15:32:19Update: 2010-10-13 16:29:14

水温上昇で漁業被害 韓日公務員が会合

韓国と日本の漁業関係の公務員らによる韓日沿岸水産交流会議が13日、韓国南部の慶尚南道昌原市で開かれ、韓国と日本列島を挟む海域で水温が上昇し、生態系の変化や漁獲量の減少を引き起こしているという指摘が相次ぎました。
済州道のパク・テヒ水産政策課長は、済州島及び韓国南部の海域で水温が上昇し、亜熱帯性の魚類が多く現れている他、寒流が流れるはずの韓半島東の東海でも亜熱帯性の魚類が獲れるなど、生態系が変化していると報告しました。
また、亜熱帯性のクラゲなどが多数観測されたり、サンゴの白化現象が進むなど、生態系全体が変化していると指摘しました。
福岡県水産海洋技術センターの富重所長は、水温の上昇で有明海を中心に海苔の養殖に悪影響が出ており、養殖のカキが大量に死んでしまうなどの被害が相次いでいると指摘しました。
両国の公務員は、こうした問題に今後とも協力して対応していくことにし、14日には慶尚南道通営沖でフグの稚魚2万匹を放流する予定です。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >