アメリカ連邦議会で、財政赤字を減らすには国防費の削減が必要であり、中でも海外駐留アメリカ軍の兵力を減らすべきだという主張が提起されて、注目を集めています。
アメリカの連邦上下両院の議員57人は、オバマ大統領の直属機関である財政改革委員会に宛てて書簡を送り、総額7120億ドルに上る国防費を削減することが財政赤字の削減に向けて最も実現可能な方法だと強調しました。
この書簡で議員らは、国防予算の37%は戦争とは直接関係のないものだとし、その代表的な例として、海外駐留アメリカ軍の削減を取り上げ、中でも書簡の作成に主導的な役割を果たした下院金融委員長のフランク議員は、具体的に韓国駐留アメリカ軍の地上軍の撤退を求めています。
アメリカ連邦議会には今年7月、国防予算の削減についての報告書が事務局から提出され、韓国や日本などアジアに駐留しているアメリカ軍のうち1万7000人の削減を勧告しています。
アメリカ連邦議会のこのような空気は、直ちに韓国駐留アメリカ軍の撤退にはつながらないとしても、長期的には韓国に対して駐留費用の分担増加を求めてくる可能性が高くなるものとみられています。