今月10日に自宅で死去しているのが見つかった故黄長燁(ファン・ジャンヨプ)元朝鮮労働党書記は、発見される前日にすでに心臓麻痺で死亡していたことが、国立科学捜査研究院の調査で明らかになりました。
ソウル地方警察庁が19日、発表したところによりますと、「黄長燁氏は、死亡が確認された前の日の午後3時10分頃、個人事務所から自宅に戻り、浴槽で半身浴をしていた最中、心臓発作で死亡したものとみられる」としています。
警察によりますと、国立科学捜査研究院が黄長燁氏の遺体を司法解剖した結果、胃の中から完全に消化されていない食事が検出されたということで、黄長燁氏は、最後の食事の後、あまり時間が経過していない時点で死亡したものと推定されるということです。
黄長燁氏は、この日の午後1時半頃に個人事務所で遅めの昼食を取り、午後3時過ぎに自宅に戻った後、いつものように2階の部屋に入って中から鍵をかけ、半身浴をしていたということです。