社会
韓国併合は武力使い強制的に 韓日共同研究
Write: 2010-10-22 15:26:01 / Update: 2010-10-22 16:33:24
韓国と日本の学者26人は22日、今年で100年となる日本による韓国併合は、武力を使い、韓国人の反対を抑制して、強制的に行われたものだという研究結果を発表しました。
韓日新時代共同研究の委員長を務める韓国のソウル大学のハ・ヨンソン教授と日本の慶応大学の小此木政雄教授はこの日、ソウル外交通商部庁舎で韓国と日本の学者26人が共同で進めた研究結果をまとめた「韓日新時代報告書」を発表しました。
この共同研究は2008年の韓日首脳会談で合意されたもので、報告書の中では、日本による韓国併合は武力を使って強制的に行われたと指摘し、日本が韓半島を植民地化する過程と植民地支配する過程で韓国人に多くの苦痛を与え、1945年以降の韓日関係の発展を妨げる要因となっていると指摘しています。
民間レベルの報告書とはいえ、日本の学者も韓国併合が強制的に行われたことを認める内容で、注目されています。
特に武力を使って併合が進められたとする内容は、8月に発表された管直人首相の談話より進展したものだと評価されています。
ただ、この報告書は、武力を使ったことは認めたものの、その違法性については言及しませんでした。
この報告書はまた、併合100年となる今年、両国の首脳が会談して、過去の歴史を反省し、両国関係の発展方向を提示する共同宣言を採択することを期待するとしました。
さらに、FTA=自由貿易協定の締結、人的交流の拡大、韓日海底トンネルの建設など、両国が政治及び経済面でより広範な協力を進めるよう促しました。
韓日新時代共同研究は、報告書の発表に先立って大統領府青瓦台と総理室にこの報告書を提出しました。
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