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社会

五重石塔を返還 日本の大倉文化財団が表明

Write: 2010-10-29 14:43:36Update: 2010-11-02 17:53:05

日本の植民地時代に日本に持ち出された韓国の「利川五重石塔」が韓国に返還される見通しです。
この石塔の返還を求めている韓国の京畿道利川市の市民運動推進委員会は29日、東京のホテルオークラで、この石塔を保管している大蔵文化財団と返還に向けた交渉を進めた結果、大倉文化財団は、日本政府が反対しなければ、この石塔を返還するという意向を表明したということです。
菅直人首相は韓日併合100年に際して8月に発表した談話で、朝鮮王朝時代の王室の図書など、植民地時代に朝鮮総督府を経由して日本に持ち出されたものを返還する考えを表明しており、大倉文化財団が保管している石塔の変換についても反対しないものと見られます。
利川五重石塔は高麗時代初期に今の京畿道利川市に建てられましたが、朝鮮総督府が1914年から1915年にかけてソウルの景福宮に移し、その後、1918年に日本に持ち出され、現在はホテルオークラの構内にあります。

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