建設が進められていた仁川空港鉄道の全区間が完成し、来月29日からソウル駅と仁川国際空港がおよそ50分で結ばれ、仁川国際空港の搭乗手続きがソウル駅でもできるようになります。
仁川空港鉄道は、2001年に着工され、2007年3月には金浦空港と仁川国際空港の区間が開通しました。
そして今回、金浦空港とソウル駅をつなぐ区間が完成したことで58キロの全区間が開通したことになり、ソウル駅と仁川国際空港の間はおよそ40分から50分で行き来できるようになりました。
実際の運行開始は年末の12月29日からで、ソウル駅には、都心空港ターミナルが設けられ、ソウル駅で出国・搭乗手続きや、荷物の搭載手続きなどを済ませることができるようになります。
運賃は、各駅停車が5300ウォン、ソウル駅から仁川国際空港までの直通列車が1万3300ウォンです。
仁川空港鉄道は10の駅があり、このうち6つの駅からは、ソウル市と仁川市の都市鉄道に乗り換えができるほか、ソウル駅では高速鉄道KTXへの乗り継ぎができます。