ソウル市は、来年度予算案を、今年度より6446億ウォン少ない20兆6107億ウォンで策定したと発表しました。
ソウル市が、予算策定で前年度予算を下回ったのは、今回が初めてです。
ソウル市は、10日、来年度予算案を、一般会計14兆4600億ウォン、特別会計6兆1507億ウォンと、今年度に比べ6446億ウォン少ない総額20兆6107億ウォンで策定し、市議会に承認を求めたことを明らかにしました。
ソウル市はこれについて、「景気が回復の兆しを見みせ始めているので、緊縮財政に入ることにした」と説明しています。
一方、来年度予算案の部門別の編成をみますと、社会福祉が28%、環境保護が12.1%、道路・交通が11.6%、住宅・都市管理が3.5%などの順になっています。
また、ソウル市の市民が来年負担する税金は、1人当たり平均107万3000ウォンで、今年よりおよそ1万3000ウォン増える見通しです。