KBSの理事会は30年間据え置いてきた受信料を、1000ウォン引き上げて月3500ウォンとする案を決め、今後、放送通信委員会と国会の承認を得ることになりました。
KBSの受信料はこの30年間、1世帯毎月2500ウォンに据え置かれてきましたが、広告収入の落ち込みとテジタル放送の拡大などのため、受信料を引き上げる必要に迫られていました。
そして今年6月に開かれたKBSの理事会では、与党推薦の理事らが受信料を月4600ウォンまたは6500ウォンに引き上げる案を出し、これに対して野党推薦の理事らが反発して、受信料を現在より1000ウォンだけ引き上げて月3500ウォンとするとともに、広告放送による収入を現在の水準と同じ、全体収入の40%以下とする案を主張していました。
19日に開かれた理事会では、まず理事会が合意することによって国会などの承認を目指そうと、引き上げ幅がより低い野党案を受け入れることで合意がまとまりました。
KBSの受信料引き上げは今後、独立行政機関である放送通信委員会の承認を経て国会が承認すれば、最終的に決まります。