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社会

延坪島住民が本土へ 一時避難

Write: 2010-11-24 15:20:51Update: 2010-11-24 15:20:51

延坪島住民が本土へ 一時避難

北韓の砲撃を受けた延坪(ヨンピョン)島の住民のうち、本土への一時避難を希望する人たちの海上輸送が始まりました。
仁川海洋警察署によりますと、安全のため一時的に島を離れることを希望する延坪島の住民346人が海洋警察所属の警備艇2隻に分乗して24日午後、仁川(インチョン)港に到着しました。
住民の中には北韓からの砲撃の轟音で鼓膜が破裂したとみられる人や山火事の煙による一酸化炭素の中毒症状がみられる人など3人をはじめ、小中高の児童と生徒、教員ら120人などが含まれているということです。
また海兵隊司令部は、午前11時前、休暇からの復帰命令を受けて島の延坪部隊に戻る兵士を乗せた艦艇1隻を仁川港から延坪島に向わせました。
延坪島では他に一時避難を希望する住民を乗せて仁川に戻ってくることにしています。
海洋警察によりますと、北韓からの砲撃の後、仁川に身を避けた住民の数は24日午前2時現在394人になるということです。
一方、京畿道(キョンギド)平澤(ピョンテク)にある海軍第2艦隊司令部は、延坪島の住民に届ける救援物資を載せたホバークラフトを出港させることにしています。
海軍は23日、北韓の砲撃によって被害を受けた延坪島の施設や電気の復旧に向けてトラックや掘削機、消防車などを送るとともに、防空ごうに避難している住民に救援物資を届けることにしています。

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