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社会

大統領側近があっせん収賄容疑で逮捕

Write: 2010-12-08 12:55:55Update: 2010-12-08 17:47:19

李明博(イ・ミョンバク)大統領の側近といわれる千信一(チョン・シンイル)世中ナモ旅行会長が、便宜をはかった対価として金品を受け取った疑いで、7日、検察に逮捕されました。
検察によりますと、逮捕された世中ナモ旅行会長の千信一容疑者は、一昨年の2008年、大宇造船海洋の協力会社であるイムチョン工業のイ・スウ代表から、税務調査の取り成しや、銀行からの借入れ金の株式化をめぐる対価として、およそ45億ウォンの金品を受け取っていたということです。
ソウル中央地方検察庁は、7日、逮捕状を取り、特定犯罪加重処罰法上のあっせん収賄罪などの容疑で、千信一容疑者を逮捕しました。
検察は、これと関連し、イ・スウ代表が2008年に千信一容疑者の自宅を訪問して金品を渡したと供述しており、この時期にイムチョン工業の口座から大金が引き出されていることも確認したと説明しています。
千信一容疑者は、李明博大統領の側近として知られており、今回の事件に関わっているとされる国税庁や金融業会の関係者に対する捜査が本格化するものとみられています。
検察は、千信一容疑者と関係があるとみられる疑惑はすべて捜査の対象にする考えを示しており、千信一容疑者の逮捕によって捜査が本格化するものとみられています。

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