女子大生を対象にした韓国軍の予備役将校訓練課程(ROTC)制度が今年から始まり、10日、ソウル市の淑明（スクミョン）女子大学で創設式が行われました。
予備役将校訓練課程は、大学の中に設置された軍の将校を養成するための教育課程で、一般の大学生とともに授業を受けながら軍事訓練を受ける仕組みです。
今年初めて女子大生にも門戸が開放され、全国7つの大学から合わせて 60人が選ばれました。
創設式は淑明女子大学から選ばれた制服にベレー帽姿の候補生30人と保護者、関係者ら1400人が出席して行われ、この席でイ・スンウ学生中央軍事学校長は、初の女性予備役将校訓練課程の意味を強調し、「軍にも繊細さと合理性、思考の柔軟性を持った女性専門人材の必要性が高まっている」と述べました。
韓国軍の予備役将校訓練課程(ROTC)制度は先月30日、淑明女子大生30人をはじめ、全国で60人の候補生を選抜しており、来年1月に3週間の基礎軍事訓練を受けた後、正式に候補生になります。