京畿道(キョンギド)楊州(ヤンジュ)市と漣川(ヨンチョン)郡の豚の飼育農家2か所で口蹄疫の発生が確認され、防疫当局が緊急防疫作業を始めました。
京畿道は、今年初めにも口蹄疫の発生が確認されましたが、今回、11月に口蹄疫の発生が初めて確認された慶尙北道(キョンサンブクド)と200キロ以上も離れていることから、口蹄疫がさらに拡大しているのではないかという懸念が広がっています。
防疫当局はこれを受け、今回口蹄疫の発生が確認された農家2か所の周辺の家畜の移動を制限するほか、感染拡大を防ぐため、該当農家で飼育していた豚2700頭や、半径500メートル以内の飼育農家23か所の家畜1万8300万頭を処分することを決めました。
また、半径3キロ以内の家畜およそ8万頭の処分も検討しています。
さらに、口蹄疫の発生が確認された農家に出入りしていた車両や獣医などの移動経路を把握して疫学調査を行うほか、外部からの人や車両の出入りを厳しく制限しています。