北京で行われていたアメリカと中国との高官協議は、これといった成果がなかったもようです。
アメリカと中国は、北韓による延坪(ヨンピョン)島砲撃事件で緊張が高まっている韓半島情勢について15日から3日間、北京で協議を続けていました。この協議の結果を説明するため17日午後、ソウル入りしたアメリカのソン・キム6カ国協議担当特使が、外交通商部の魏聖洛(ウィ・ソンラク)韓半島平和交渉本部長に伝えたところによりますと、アメリカは、延坪島砲撃やウラン濃縮施設の存在など北韓の一連の挑発に懸念を示し、中国に圧力を強めるよう求めたのに対して、中国は対話による緊張緩和と6カ国協議の再開を重ねて主張したということです。
北韓による延坪島砲撃事件の後、アメリカと中国による高官協議が行われたのは今回が初めてで、アメリカは、国務省ナンバー2のスタインバーグ副長官、国家安全保障会議のベーダー・アジア上級部長、ソン・キム6カ国協議担当特使らを北京に派遣していました。
一方、北韓の6カ国協議の代表を務めるキム・ケグァン第1外務次官の招きで平壤(ピョンヤン)を訪れているアメリカのリチャードソン・ニューメキシコ州知事は、17日、同行取材しているアメリカのCNNテレビに対して、「リ・ヨンホ外務次官との協議で一定の進展があった。18日にはキム・ケグァン第1外務次官とも会うことになっている」と述べ、これらの協議に関心が寄せられています。