韓国籍の男性に義務づけられている兵役の服務期間が、来年2月から陸軍基準で現在の21か月で据え置かれることが決まりました。
国防部が21日明らかにしたところによりますと、兵役の服務期間は、2014年7月まで段階的に短縮される予定でしたが、北韓による延坪(ヨンピョン)島砲撃や哨戒艦沈没などを受け、陸軍基準で現在の21か月に据え置かれることが決まったということです。
これによって、兵役の服務期間は、陸軍と海兵隊が来年2月27日から21か月、海軍が1月3日から23か月、空軍は1月1日から24か月に凍結され、21日の閣議と大統領の承認を経て施行される予定です。
さらに、足りない人員に対しては、兵役ではなく、有給で勤務する志願兵士の数を増やして補充する計画だということです。
国防部の関係者は、これについて、「韓国軍の戦闘能力の低下を防ぐため、兵役の服務期間を据え置くことを決定した」と説明しています。