メニューへ 本文へ
Go Top

社会

最初の疑い届出後、安東から牛15頭が搬出 

Write: 2010-12-23 12:59:37Update: 2010-12-23 16:46:10

最初の疑い届出後、安東から牛15頭が搬出 

口蹄疫が全国的に広がっているなか、慶尚北道(キョンサンブクド)安東(アンドン)の農家で初めて口蹄疫の感染が疑われると届出があった先月23日から28日までの6日間、安東の牛15頭が政府当局に制止されることなく京畿道(キョンギド)や慶尚南道(キョンサンナムド)、忠清北道(チュンチョンブクド)に搬出されたことが明らかになりました。
農林水産食品部は連合ニュースが安東の牛の流通履歴に関する情報の公開を求めたのに対し、これまで公開を拒否していましたが、23日、「先月23日から28日まで、安東の牛15頭が京畿道や慶尚南道、忠清北道に搬出された」と明らかにしました。
安東の農家の人たちによりますと、まず11月23日は安東の豚農家が初めて口蹄疫が疑わしいと届出をした日に当たり、この日安東市など当局は口蹄疫ではないと判定して放置したということです。
また、11月28日は、同じ豚の農家などが数回にわたって届出をした結果、当局が初めて感染の疑いの届出があったとして公式に記録した日で、このあとから防疫に乗り出しました。
これに対し、農林水産食品部の高官は、「これまでの疫学調査によると、この11月23日から28日までの間に搬出された15頭は、今回の口蹄疫とは関連がないものとみられる」と釈明しています。
しかし、専門家らは「口蹄疫は発病の原因の特定が難しく、ウィルスの移動経路を確定するのも容易ではない。遅まきながら、当局が15頭の牛の履歴を追跡し、疫学調査を行ったのは幸いなことだ」としており、農家からの最初の感染疑いの届出を無視するなど当局の安易な対応が今回の事態を招いたという非難は避けられない見通しです。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >