メニューへ 本文へ
Go Top

社会

口蹄疫のワクチン接種開始

Write: 2010-12-25 12:46:54Update: 2010-12-25 12:46:54

口蹄疫のワクチン接種開始

口蹄疫が全国的な広がりを見せていることから、当局は一部地域を対象にしたワクチンの接種を25日から開始しました。
農林水産食品部によりますと、ワクチン接種の対象になるのは、今回初めて口蹄疫の発生が確認された慶尚北道(キョンサンブクド)安東(アンドン)、醴泉(イェチョン)、京畿道(キョンギド)漣川(ヨンチョン)、坡州(パジュ)、高陽(コヤン)の5か所の牛13万3000頭あまりで、およそ800人の関係者が10日間、接種を実施する予定です。
しかし24日からの寒波で体感気温が氷点下20度前後まで下がったため、牛の筋肉が硬直している場合が多いため、一部の地域では気温が和らぐのを待って接種を始めることにしています。
ワクチンの接種が行われた地域では、今後、口蹄疫が発生した場合、発生した農家の家畜だけが処分され、口蹄疫の検査で陰性と判定された家畜は取り引きが可能になります。
ただ外国との取り引きは接種終了から少なくとも6か月間は停止されます。
政府はワクチンの接種対象ではない地域で発生した口蹄疫については、これまで通りに、周辺農家の家畜も処分する方式で対応し、拡大の早さなどを見極めて、ワクチンの接種対象地域を追加するかどうか検討するとしています。
一方、大規模に豚を飼育して全国に販売している慶尚北道永川(ヨンチョン)の種豚場でも24日、口蹄疫が確認されました。
当局は豚の口蹄疫が全国的に広がるかどうかを慎重に見極めています。
口蹄疫は24日現在、慶尚北道、京畿道、江原道(カンウォンド)、仁川(インチョン)の4つの市と道の55か所で発生し、33万頭あまりの家畜が処分されました。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >