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社会

慶州放射性廃棄物処理場が運営開始

Write: 2010-12-25 12:51:29Update: 2010-12-25 12:51:29

慶州放射性廃棄物処理場が運営開始

慶尚北道(キョンサンブクド)慶州(キョンジュ)市に建設が進められている放射性廃棄物処理場が慶州市議会議員や市民団体の反対を押し切って、24日、運営を始めました。
韓国放射性廃棄物管理公団は24日、蔚珍(ウルチン)の原子力発電所から出された作業服や手袋などレベルの低い放射性廃棄物1000ドラムを慶州の放射性廃棄物処理場に運び込みました。
この廃棄物は専用の船に積まれて海路で慶州の放射性廃棄物処理場に運ばれ、建設中の地下の処分場が完成する2012年末までの間、いったん、引き受け貯蔵施設に保管されることになっています。
放射性廃棄物の引き受けと保管用として立てられた引き受け貯蔵施設は放射線漏れを遮断する設備があり、公団関係者は、「X線撮影の際に出る放射線より低いレベルで管理され、放射線量は地元住民がリアルタイムで確認できる」として、安全性に問題はないと話しています。
しかし、慶州の市議会議員や市民団体など50人は、「まだ完成されていない放射性廃棄物処理場に核の廃棄物を持ち込むのは政府の安全意識の無さを克明に表すものだ」として反対しており、抗議のデモで廃棄物の持ち込みが2時間ほど遅れました。

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