韓国では先週末から連日、全国的に厳しい冷え込みが続いていましたが、26日夜からは西海岸を中心に大雪が降り、全羅北道(チョンラブクド)全州(チョンジュ)は12月としては41年ぶりの大雪となり、被害が続出しました。
気象庁によりますと、26日夜から27日午前中までに全羅北道全州、完州(ワンジュ)、大邱(テグ)などにまとまった雪が降りました。
午前6時現在の積雪量は全州で20.3センチと、1969年12月以来、41年ぶりの大雪になり、スリップなどによる交通事故が多発した上、市内バスのストライキも重なって会社に遅刻する人が相次ぎました。
地元の災害対策本部は除雪作業に当たりましたが、大雪に加えて寒波が続いているため、除雪作業にかなりの時間がかかりました。
また全羅北道郡山(グンサン)と西海の諸島を結ぶ航路は最長5日以上も運航ができなくなりました。