韓国漁船が、独島、日本でいう竹島沖の日本側の排他的経済水域を侵犯したのではないかとみられる問題で、海洋警察庁と日本の海上保安庁が共同で調査を行っています。
海洋警察庁によりますと、13日午前9時頃、韓国のカニかご漁船「33サンヨン」(29トン)が独島、日本でいう竹島の東およそ69キロの海上の韓日中間水域を航行していたところ、日本の水産庁の漁業取締船から停船命令を受けたという通報があり、海洋警察庁の警備艇が現場に向かいました。
海洋警察庁は、日本の海上保安庁とともに、「33サンヨン」が日本の排他的経済水域を侵犯して不法に操業をしたかどうかについて午後4時前から調査を行っています。
韓国政府の関係者は、「韓国漁船を日本に引き渡すことはない。仮に「33サンヨン」が日本の水域で不法操業をしたことが確認された場合、罰金を払うことになるだろう」と話しています。