韓国のカニかご漁船が13日、韓半島東の東海で、日本の排他的経済水域に入り、船長が日本の水産庁の取締船に逮捕されましたが、14日午後1時20分ごろ釈放されました。
この漁船は、日本の排他的経済水域を航行中に日本の水産庁の取締船の停船命令に従わなかったため、13日午前11時ごろ逮捕されたものです。
韓国の東海海洋警察署によると、現場の海域にいた韓国の警備艦が出動し、日本の海上保安部の関係者と共同で調査した結果、この漁船の船長は日本の排他的経済水域を航行中だったことは認めましたが、操業はしていなかったということです。
東海海洋警察署は、逮捕や日本側との共同調査の過程ではこれといったトラブルはなく、調査の結果、日本側に漁業法違反で25万円の罰金を支払うことにして、現場の海上で釈放されたしています。