アメリカのクリントン国務長官は来週行われる米中首脳会談を前に、14日、国務省で米中関係について演説し、「韓半島の南北対話は、北韓がさらに挑発してくるおそれを解消させるとともに、2005年の6カ国協議で合意した声明にもとづいて、北韓が非核化を実行するうえで意味のある場になるべきだ」という見解を示しました。
クリントン国務長官のこのような発言は、南北対話が先に行われる必要性を改めて確認するとともに、南北対話のためには、北韓が韓国へのさらなる挑発を止め、北韓が非核化の義務を果たす意志を行動で示すことを前提条件として強調したものと、受け止められています。
クリントン国務長官はまた中国が影響力を行使して北韓の挑発をやめさせるべきだとも強調しました。
クリントン国務長官は「哨戒艦沈没事件について明確な対応をしない中国の姿勢は、北韓による挑発をさらに引き起こす懸念を示していたが、結局、韓国の民間人の命をも奪った延坪(ヨンピョン)島砲撃が発生した。中国は国際社会とともに北韓に対して国連安保理が決めた制裁に積極的に参加すべきだ」と強調しました。