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国際

北韓のウラン濃縮 中国が判断留保

Write: 2011-01-15 14:03:48Update: 2011-01-15 14:03:48

中国外務省の崔天凱次官が、北韓がウラン濃縮活動を行っているかどうかの判断を留保する考えを示し、韓国政府は不快感を示しています。
中国外務省の崔天凱次官は、14日、北京の外務省で米中関係について演説し、その後の質疑で、北韓がウラン濃縮施設を公開したことについて「中国はまだこの施設を見たことがない。報道によると、アメリカの専門家もはっきりと見たものではないようなので、これについては現在、明確ではない」と述べました。
崔次官のこのような発言は、北韓が去年11月、大量の遠心分離器を備えたウラン濃縮施設を稼動させていることを、アメリカのスタンフォード大学のヘッカー所長が確認したことを指しますが、中国としてはヘッカー所長の発言を信じないという考え方を示したものです。
アメリカはヘッカー所長の報告をもとに、北韓のウラン濃縮技術がイランを上回っており、放置しておけば、核拡散が心配されるという暫定的な結論を出し、その対策作りに取り組んでいるとされています。
崔次官はまた、北韓の核問題について「韓半島の非核化は中国が一貫して主張しているもので、これまでの経験に照らしてみると、この問題を処理する最も適切な舞台は国連安保理ではなく、6カ国協議である」と述べ、北韓のウラン濃縮問題を安保理で協議することに反対する意思を明確にしました。
崔次官のこのような発言について韓国政府は、中国政府の公式な立場なのかどうかを確認する必要があるとして、公式な反応を控えました。
しかし当局者は「北韓が公式に発表した事実すらも中国が認めようとしないのは納得できない」として不快感を示しています。
そして中国が意図的に北韓のウラン濃縮問題に背を向ける態度を示したことから、来週19日にアメリカで行われる米中首脳会談での北韓の核問題の取り扱いが、不透明になるおそれもあるという見方が出ています。

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