アフリカのソマリア沖インド洋で今月15日にソマリア海賊に拉致された韓国の海運会社所属のタンカーが、韓国海軍の救出作戦によって銃撃戦の末、6日ぶりに解放され、韓国人8人を含む乗組員21人全員の身柄が保護されました。
拉致されたのは、三湖海運所属のケミカルタンカー「三湖ジュエリー」11500トンで、今月15日、アラブ首長国連邦からスリランカへ移動中、インド洋北部のアラビア海入口で拉致され抑留されていました。
タンカーには、韓国人8人とインドネシア人2人、ミャンマー人11人の合わせて21人が乗り組んでいました。
国防部は、韓国時間できょう21日未明に、ソマリア周辺海域に派遣している海軍駆逐艦を投入して人質救出作戦を開始し、銃撃戦の末、21人全員の身柄を保護しました。
この過程で、海賊13人のうち8人が死亡、5人は身柄を拘束しました。