社会
「振り替え休日制度」 年内導入は事実上不可能に
Write: 2011-01-24 14:34:43 / Update: 2011-01-24 16:54:45
祝日が日曜日と重なった場合、その週の金曜日か、その次の週の月曜日を休日とするいわゆる「振り替え休日制度」は、各界の意見の隔たりが大きく、事実上年内導入が難しくなりました。
企画財政部が24日明らかにしたところによりますと、「振り替え休日制度」の導入をめぐって、文化体育観光部は、金曜日から日曜日まで、または土曜日から月曜日までの三連休が増えることで、観光やレジャー産業の振興につながるとして、制度導入に積極的ですが、一方で、企画財政部、知識経済部などは、韓国が他の先進諸国に比べ、休日の人件費が割高なことから、企業の競争力が弱まるとして導入に難色を示しているということです。
さらに、国会でも与党ハンナラ党議員の多くが企画財政部の意見に同意しており、「振り替え休日制度」は年内導入が事実上難しいということです。
現在、韓国の法律が定めている祝日は、合わせて14日で、週休2日制の労働者の場合、休日は土日と合わせて118日間となります。
しかし、毎年3日から8日が土日と重なるため、実際には、年間の休日は115日以内に止まっており、およそ120日に上る日本や中国、台湾を下回っています。
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