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社会

李秀賢さん10周忌 文化財団設立へ

Write: 2011-01-26 15:35:48Update: 2011-01-26 15:35:48

今から10年前に東京のJRの駅で、線路に落ちた男性を助けようとして犠牲になった韓国人留学生、故李秀賢(イ・スヒョン)さんの10周忌の追悼式が、25日、ソウルで行われ、その精神を受け継いでいくための財団が作られる見通しです。
これは10年前の2001年1月26日、東京のJR山手線の新大久保駅で、当時の韓国人留学生、故李秀賢さんがホームから線路に落ちた男性を助けようとして犠牲になった事故で、25日の追悼式には文化体育観光部や韓国駐在日本大使館などの関係者らおよそ50人が出席しました。
この席で、故李秀賢さんの父親のイ・ソンデさんは、親族が代読したあいさつの中で、「息子の事故は昨日のことのようにまだ記憶に新しいのに、はや10年の年月が過ぎました。
国境を超えた息子の心は韓国と日本の両国民が心を開きあうきっかけになり、今後も微力ながらその精神を受け継いでいきます」と述べました。
追悼式を行った「李秀賢義人文化財団設立委員会」は今後、李秀賢さんの精神を継承する財団を作って、青少年の教育と韓日友好のプロジェクトを行っていく計画を発表しました。
一方、10周忌の26日には、東京と李秀賢さんの故郷の釜山(プサン)でそれぞれ追悼式が行われました。

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