韓国を訪れているアメリカのスタインバーグ国務副長官は26日、北韓のウラン濃縮計画を国連の安全保障理事会に回すことについて、「国際社会が北韓に対して強力なメッセージを送るのが重要だ」という考えを示しました。
スタインバーグ国務副長官は、この日、ソン・キム6か国協議担当特使とともに韓国を訪れ、金星煥(キム・ソンファン)外交通商部長官ら韓国当局者と会談して、今月20日にワシントンで行われた米中首脳会談の内容を説明するとともに北韓の核問題について意見を交換しました。
その後に行った記者会見で、スタインバーグ国務副長官は、「北韓が開発を進めているウラン濃縮計画は国際的な義務と、6か国協議で合意した共同声明に反するものだという強いメッセージを送る必要がある。私たちが送るメッセージが強ければ強いほど、北韓を説得する作業は成功する」と強調しました。
スタインバーグ副長官はその上で、「韓米両国は北韓の核計画に関連した具体的な措置や動きを見極める必要があるということで認識が一致した」と述べました。
そして韓国が北韓と先に対話を進め、その後に6か国協議が行われることについては、「南北対話を通じて韓半島に信頼を再構築することが重要であることに、中国も理解を示している」と述べました。
スタインバーグ国務副長官はこの後、李明博(イ・ミョンバク)大統領を表敬訪問し、27日、次の訪問国、日本に向かいます。