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社会

韓国 2015年末までにステルス戦闘機導入か

Write: 2011-02-01 14:01:41Update: 2011-02-01 14:01:50

韓国 2015年末までにステルス戦闘機導入か

次世代の戦闘機、ステルス戦闘機に関して、中国がこのほど試験飛行を終え、日本も開発を急いでいることから、韓国も、その導入を急ぐ方針です。
政府の消息筋によりますと、敵のレーダーに探知されないステルス機能の次世代戦闘機調達を急ぐべきだとする声が韓国の政府内で強まっているということです。
これと関連し、金寛鎮(キム・グァンジン)国防部長官も、最近、国防部の外郭団体の防衛事業庁から報告を受けた席で、次世代戦闘機を無理なく調達できる案を検討するよう指示しました。こうしたことから、政府は、来年度予算に事業着手金を計上し、下半期中には機種を決めることになる見通しで、早ければ2015年のうちに実戦配備する方向とみられます。
次世代戦闘機の調達は、今年の国防予算から事業着手金が削除されたため当初目標していた2016年の戦力化は困難とみられていました。
しかし、北韓による相次ぐ挑発や、中国など周辺各国のステルス戦闘機の開発や導入が活発になっていることから、軍当局のほか政界からも「当初の計画どおり調達すべきだ」と主張する声が力を増しているということです。
これまでは、アメリカがステルス技術の唯一の保有国でしたが、去年12月にロシアがステルス戦闘機の生産に入ったほか、今月11日には中国がステルス戦闘機「ジェン20」の試験飛行を行いました。
日本も、2016年の完成をメドにステルス戦闘機「心神」を開発中で、これと合わせてアメリカやイギリスなど9カ国が共同で開発するステルス戦闘機F35の導入も進めています。
こうしたことから、ステルス戦闘機の導入をめぐって韓国、日本、中国の東アジア3か国の競争が本格化する見通しとなりました。

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